ラオス鍋レシピ
ラオスから帰還した運営者が、ラオス鍋のレシピを持ち帰ってくれました!
ラオスはご飯がおいしいということで、ご当地鍋の味をぜひとも日本で再現しようということに。フィーリングで試行錯誤した結果、日本でもラオス感たっぷりのおいしい鍋が実現可能となりました。
最大の難関は東南アジアならではのココナッツをふんだんに使ったスープ。ところが日本にはココナッツを調味料に使う文化がありません。そこであごだし豆乳鍋のまろやかさに日本人が立ち上げたラオスのラム酒ブランド「ラオディ」のCoconut Marriageを加えると、なんだかそれっぽいスープに!
そこらへんのスーパーで手に入る調味料としては、最近ブームになったココナッツオイルが使えるかも?いつか日本で簡単に買える食材だけでラオス鍋を実現してみたいです。
肉は豚肉を使いましたが、ラオスでは鶏、豚、牛すべて食べるようです。じつはラオスはニワトリの家畜化が最初に起こったとされる地域の一つ。ただそんなに鶏をたべるわけではないらしい。そもそも、古代人は食肉や採卵よりも雄鶏の美しい羽や鶏冠、朝に鳴く性質を利用していたらしいです。
野菜はキャベツとネギ。ニラでもよかったかも。そして欠かせないのがパクチーです!
ラオスではパクチーがお皿にたくさん盛られていて、いろいろな料理の香りづけに使われるのだとか。これでぐっとラオスらしくなりますね!
具には春雨、そしてえのき茸を入れます。ラオスのえのき茸は褐色でとてもおいしいらしい。実は野生のえのき茸はスーパーに並ぶ栽培ものとは形も香りも味も全然違います。ラオスのえのき茸はワイルドなんですかね。ついでにしめじも入れました。
まあこれで完成なのですが、器によそうときにラオスの辛子味噌をお好みで加えました。
・・・最後に、真のラオス鍋の姿をお伝えします。
ラオス鍋は実は鍋そのものが違うのです。「シンタード」という、炭火で焼肉と鍋を同時にやってしまうのがラオス流なのだとか。
これはちょっと真似できませんな。